探偵が行う浮気調査の仕事の流れ
最近ではインターネットという出会いの場が増えたことで、気軽に会ったことのない人と繫がることができるようになりました。とても便利なツールである一方で、浮気や不倫をする男女が増加しています。
ひと昔前であれば「浮気は男の甲斐性」なんて言葉もありましたが、女性の社会進出が増えたことで女性の浮気も増加しているのが事実です。
このような複数の要因が絡み合って、浮気に悩まれる方も増加しています。もし、今あなたも浮気にお悩みでしたら真実を明らかにするためにも、1つの選択肢として「浮気調査の依頼」を検討してみてはいかがでしょうか?
とは言っても、実際に探偵事務所に依頼をしたことのある方は少ないでしょうし、初めて依頼をする方は探偵事務所がどのような方法で浮気調査を進めていくのか気になりますよね。
早速ですが探偵事務所が行う浮気調査の大まかな流れを見てみましょう。
1.面談→2.ご契約→3.浮気調査開始→4.調査結果の報告→5.調査後のアフターフォロー
このような流れで浮気調査が行われます。下記では一番気になる調査の流れについてをご説明いたします。
仕事の流れを詳細に説明
ここからは、浮気調査にあたって面談でお話を聞き、契約に同意してもらった後での説明をいたします。
浮気調査は、契約を交わした後すぐに調査を行うものではなく事前に緻密な準備と打合せを行います。
依頼者から対象者の情報を提供してもらいその上で、どのようなルートで尾行をするのかや、どの機材を使用するのが良いのかなど調査の流れを選定していきます。
そして調査の流れが決まったら浮気調査が行われます。浮気調査は1日のみの短期のケースもあれば、数か月と言った長期のケースもありますが期間は人それぞれでそれに伴って価格も変動します。
基本的には対象者の行動に合わせて尾行と張り込みを繰り返し、浮気の決定的瞬間を撮影するという流れです。探偵事務所によっては調査の都度、中間報告という形で依頼者にお伝えしてくれるところもあるようです。
浮気調査後は、調査の詳細を時系列にまとめた調査報告書が作成されます。調査報告書は、日付・時間・写真・説明文等を添えた冊子やファイル形式、DVD形式が一般的なようです。
浮気調査の結果報告までが探偵事務所のお仕事なのですが、結果を受けた後にショックを受け、精神的に不安定になられる依頼者も多いようです。そこで、依頼者のサポートとしてカウンセラーが相談にのってくれる探偵事務所もあるようです。
結果を元に離婚を考えている方には顧問弁護士がサポートしてくれるケースもあり、サポートの有無は依頼者の心理面においても大きな違いがあるので、浮気調査の依頼をする場合にはアフターケアが充実している探偵事務所を選ぶのが望ましいと言えるでしょう。
浮気調査のやり方・方法
パートナーの浮気を疑った時、あなたならどのような行動を起こしますか?
浮気してるのかどうかを問い詰めたり、パートナーのスマホを盗み見したり、またはパートナーの財布を見て、ラブホテルのレシートを探したり、クレジットの明細をチェックをしたり、自らパートナーの浮気を暴き出すことのできる方法はあるかもしれませんね。
しかし浮気をする人の中には巧妙な手口を使ってバレないように上手くやっている人もいます。
このような場合には、自ら浮気を暴くのは難しく、証拠を掴んだとしても嘘をついてすり抜けようとする可能性もあります。
しかし探偵事務所に依頼することで浮気の真実は浮彫にすることができます。探偵事務所はプロ集団が密な打ち合わせを行い、尾行調査・張り込み調査・聞き込み調査を行います。プロの調査員は、調査においては当然ですが撮影においてもテクニックを持っています。
自分自身で浮気調査を行うのもよいでしょうが、プロの探偵事務所に依頼をすることで時間短縮を図ることもできるでしょう。
調査方法の詳細説明
浮気や不倫を決定づける証拠は、不貞行為があったかどうかが重要です。法的に不貞行為だと証明できる写真を押さえるためには、肉体関係があったと考えられる写真を抑えなければなりません。そのような場面を抑えるために探偵事務所はどのようなことをしているのか、浮気調査のやり方・方法についてをご紹介いたします。
尾行調査
探偵事務所は、対象者の行動パターンが分析できたら次は尾行して行動調査を開始します。よくドラマや映画等で尾行シーンを見ることがあるので想像しやすいでしょう。尾行調査は対象者が「いつ」「どこで」「誰と」「何をしたか」を調べるために行うものです。
尾行調査を実施する場合、通常は2名~3名の調査員がチームを組んで対象者の行動を追跡・観察していくのですが、時と場合によっては複数の調査員がつくこともあるようです。
調査員はプロなので、行動場所に合わせた服装や格好をしその場に合わせた振る舞いを自然に行います。
時には、車やバイクを使って尾行を行う場合もありますが、状況に合わせて対象者の車のすぐ後ろを走ったり、数台分距離をとったりして一般車であるように尾行をします。
対象者の行動次第では、全国各地・海外まで尾行をすることもあるようです。
張り込み調査
張り込み調査とは尾行の途中に対象者がホテルやレストラン、職場などの施設内に一定時間とどまっている場合に行うものです。施設内から対象者が出てくる時に浮気相手と一緒ということもありえるので浮気の証拠となる写真を撮影します。
張り込み調査は、ただ対象者が施設内から出てくるのを待機するだけだと思われがちですが張り込む場所によっては尾行よりも難しい調査です。
また対象者が浮気相手の自宅に外泊をした場合、近隣住民に怪しまれぬように張り込みを続けなくてはなりません。
決定的な瞬間を逃すことのないように、長時間の集中力と忍耐力が必要になりますのでとても体力が必要な調査です。
聞き込み調査
浮気調査で実施される聞き込み調査は、近隣の住人や勤務先の同僚、友人など、対象者の周囲の人物に対して行います。対象者の生活や行動パターンなどを聞き出すための調査です。
探偵は警察官とは違って調査権限がありませんので、いかに相手に怪しまれずに情報を得れるのかが鍵を握ります。
したがって、架空のストーリー(テレビ番組のロケ中等、市町村の歴史についての調査)を作り見慣れない人の訪問に感じる警戒心を緩めてもらい話を聞き出したりもします。
聞き込み調査も周囲にバレぬように工夫はしているようですが、難易度が高いことから尾行調査や張り込み調査と比較すると聞き込み調査はあまり実施されないようです。
調査方法補足説明
浮気調査で重要なのは「証拠を掴むこと」です。この証拠を掴むためには、調査力や依頼者の協力も必要なのですが、機材も重要視されます。
探偵が調査に使う機材は特殊なものも多く、カメラの外観を偽装するなど法律に基づく範囲で改造を行ったりもします。
そして探偵事務所が使用しているカメラは、多岐に渡ります。高画質で短距離・長距離共に撮影が可能な一眼レフ。徒歩での尾行や張り込みの際に使用されるコンパクトデジタルカメラ。遠距離撮影対応可能な望遠カメラ。夜間撮影可能な暗視カメラ等など、ちょっとした証拠も撮り逃すことのないようにその場に合ったカメラが使用されています。
また、ICレコーダーや三脚と言ったその他の機材も高性能のものを使用されています。高性能だからと言って確実に証拠が掴めるというわけではないでしょうが、市販の安価な機材で調査を進めるよりも依頼者にとっては安心ですよね。
探偵の浮気調査まとめ
「【探偵の浮気調査】どうやって調べるの?探偵の仕事内容とは」についてご説明させていただきました。いかがだったでしょうか?
自分でパートナーの浮気を暴く行為は決して悪いことではありませんが、自ら浮気調査をする場合にはそれなりにリスクがありますし時間も必要とされます。
また仮に自分で浮気調査をして、浮気の現場に居合わせてしまった場合にはショックも大きすぎることでしょう。
このことを踏まえて、探偵事務所の浮気調査の依頼を検討してみませんか?探偵事務所の浮気調査は特殊な撮影機材を使用し、高度な技術を持ったプロ集団が調査をするので確実ではあるでしょう。
しかし探偵事務所の中には悪徳業者がいるのも事実です。しっかりと自分自身の目で見極めて依頼をされることをオススメします。
コメント